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2026.07.22


「気づいたら、いつも同じようなタイプの人を好きになってしまう」
そんな経験はありませんか。看護師さんの婚活相談を受けていると、誠実で頑張り屋な方ほど、いわゆる「ダメンズ」と呼ばれる男性に惹かれてしまうケースが少なくありません。これはあなたの見る目がないのではなく、看護師という職業が育む特性と、日々の働き方が深く関係しています。
看護師は仕事の性質上、「人の役に立ちたい」「助けたい」という気持ちがとても強い方が多いです。患者さんに寄り添い、弱っている人を支えることに喜びを感じる。この感覚は看護師としての大きな強みですが、プライベートの恋愛においても同じパターンが無意識に働くことがあります。
「この人は私がいないとダメだ」「支えてあげたい」という気持ちが、本来なら距離を置くべき相手への執着につながってしまうのです。
さらに、夜勤や交代制勤務による不規則睡眠が続くと、慢性的な疲労からホルモンバランスが乱れ、判断力や感情のコントロールが難しくなることがあります。疲れている状態では、相手の言動の違和感に気づきにくくなり、「この人でいいかな」という判断をしてしまいやすくなります。
婚活においても「仕事モード」の感覚が抜けず、相手を「支援が必要な人」として見てしまう癖がついている場合は、一度立ち止まって考えてみることが大切です。

ダメンズかどうかは、付き合ってみないとわからないと思いがちです。でも実は、お見合いや初期の交際段階ですでにいくつかのサインが出ていることが多いです。現役看護師カウンセラーとして多くの事例を見てきた中で、特に注意してほしいサインを4つお伝えします。
1つ目:自分の話ばかりして、あなたのことをあまり聞かない
お見合いや初デートで、自分の苦労話・過去の話・愚痴が多い男性には注意が必要です。あなたへの興味より、自分を理解してほしいという欲求が強いサインである可能性があります。
2つ目:「俺、ダメな人間なんだよね」と自己卑下する
謙虚に見えますが、これはあなたの「助けたい」という気持ちを刺激する言葉です。何度も自己卑下を繰り返す場合は、無意識にあなたの包容力を試しているケースがあります。
3つ目:連絡の返信が極端に遅い、または極端に速い
感情のムラが大きい人に多いパターンです。最初だけ猛アプローチで、付き合った後に急に冷たくなるケースも少なくありません。
4つ目:お金の話が早い段階で出てくる
金銭的な悩みをお見合いや初期の交際で話す男性は、経済的に不安定な状況にある可能性があります。聞いてもいないのに借金や収入の不満を話す場合は、特に注意が必要です。
これらのサインは1つあっても即アウトではありませんが、複数重なる場合は慎重に判断してください。
看護師さんに多い悩みの一つが、「この人のことが好きなのか、助けたいだけなのかわからない」というものです。この二つの感情は似ているようで、まったく違います。
見分けるためのシンプルな問いがあります。「この人の弱さや問題がすべて解決されたとしても、一緒にいたいと思うか?」と自分に聞いてみてください。
もし「問題が解決したらあまり魅力を感じないかも」と思うなら、それは「助けたい気持ち」が強く働いているサインです。本当の意味での「好き」は、相手の弱さも強さもひっくるめて、一緒にいたいと感じるものです。
また、交感神経が高ぶっている状態、つまりドキドキや緊張感を「好き」という感情と混同してしまうことがあります。不安定な相手や、連絡が来たり来なかったりする相手に「ドキドキ」を感じるのは、好きというより緊張や不安の反応である場合も多いです。
穏やかで安心できる相手に対して「刺激がない」と感じてしまう方は、この感覚のズレを一度見直してみてください。安心感は退屈ではなく、長く続く関係の土台になるものです。

ダメンズを選びやすいパターンに気づいたら、次は意識的に婚活の進め方を変えていきましょう。具体的に取り組んでほしいことを3つお伝えします。
1つ目:疲れているときは大きな判断をしない
夜勤明けや長時間勤務の後は、判断力が下がっている状態です。「この人でいいかな」という気持ちになりやすい時期でもあります。疲れているときはお見合いや重要な話し合いの予定を入れないことをおすすめします。自分のコンディションを整えてから判断することが、婚活においてとても重要です。
2つ目:「支えたい」より「一緒に歩きたい」を基準にする
婚活の相手に求めるものを「支えたい人」から「対等に歩ける人」に変えてみてください。あなたが疲れているときに支えてくれる人、弱いところも見せられる人。そういう関係を基準にすると、選ぶ相手が自然と変わってきます。
3つ目:信頼できる第三者の意見を聞く
婚活カウンセラーや信頼できる友人に、交際相手のことを話してみてください。自分では気づきにくい違和感を、外から見るとはっきりわかることがあります。一人で抱え込まず、客観的な視点を取り入れることが大切です。
ダメンズを選びやすいパターンは、意識することで必ず変えられます。あなたが持っている「人を支える力」は、対等な関係の中でこそ最大限に輝きます。
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沼田さいこ|看護師25年のカウンセラー
結婚相談所CoCoテラス代表。現役看護師として25年現場に立った経験を活かし、夜勤・交代制勤務など忙しく働く看護師さんの婚活・妊活を専門にサポートしています。「煽らない、寄り添う婚活」をモットーに、お一人おひとりのペースを大切にしながら伴走しています。
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